Rotterdam港、2025年総取扱量428.4百万トンに縮小
AJOT が報じたところによると、Rotterdam港の2025年における総取扱量は428.4百万トンとなり、前年比1.7%の減少を記録した。欧州最大の貨物集散地として長年にわたり欧州貿易の中核を担ってきた同港にとって、規模は小幅ながら複数部門での同時減少は注目に値する。
ドライバルク6.5%減が全体を押し下げ
部門別の内訳では、ドライバルクの落ち込みが最も大きく、前年比6.5%減となった。ドライバルクは穀物・石炭・鉄鉱石など大量輸送貨物を含む部門であり、欧州域内の製造業・エネルギー需要の動向を反映しやすい。リキッドバルク部門も1.5%減を記録しており、液体原材料の輸送需要においても縮小傾向が確認された。
欧州主要港の貨物構造が変化局面へ
二つの主要バルク部門が同時に減少したことは、Rotterdam港を経由するバルク貨物フローが構造的な変化を迎えている可能性を示している。欧州向けバルク輸送を手掛けるフォワーダーや荷主にとっては、寄港地選定の前提条件を再確認する契機となる。